【おうちでできる】逆子のお灸のやり方【とっても簡単】

鍼灸

こんにちは。イノです。

僕は柔道整復師、鍼灸師になって10年以上のキャリアがあります。

その知識を使って、整骨院、整体院、鍼灸院に行かなくてもすむ情報をお届けしています。

今回の記事では「【おうちでできる】逆子のお灸のやり方【とっても簡単】を発表します。

それでは本文をどうぞ。

逆子のお灸はお家で簡単にできます。

僕は鍼灸師として、たくさんの方の逆子の施術をさせていただきました。

そして、たくさんの方が逆子を治して、自然分娩で出産することができました。

きっかけは僕の子供が逆子になっていたのをお灸で治したのがきっかけです。

そこから逆子で困っている方を助けたいという想いから逆子のお灸を治療メニューにとりいれました。

もっと多くの人を助けたいとい思い、やり方を公開します。

わざわざ鍼灸院に行かなくてもお家でご自身で逆子のお灸ができるように解説していきます。

 

適切な時期

逆子になったらできるだけ早く初めることがとても大切になってきます。

妊娠周期が32週以内だと特に効果的です。

32週以降だとお腹の子供が大きくなって回転しにくくなるので早ければ早いほどいいと思います。

僕の子供は34週から35週の間に施術を行なって、35週の検診の時によくなっていました。

早い方がいいのですが、逆子になっていても長くそのままにしていて、あわてて32週以降にお灸をしに来る人が結構多いのです。

これには訳があって、逆子はほったらかしにしていても良くなることが多いからです。

なので、病院でも何も指導はなくて放ったらかしで大丈夫だと言われたという人がほとんどのようです。

「まだ治療するには早いかな」と思っている人はすぐに自宅でお灸をはじめてください。

最後の方に紹介している「どれくらい良くなるのかデータがあります」の項では数字でその違いを書いているのでそちらもみてくださいね。

 

そろえる道具はこれだけ

☑️お灸

☑️ライター

☑️灰皿

 

ライター、灰皿は何でもいいです。

灰皿が無ければ、お皿でも茶碗でも何でもいいです。

水を張って、お灸が終わったら家事にならないように入れる為に使います。

お灸は実際にプロが使うモグサは難しいので、長生灸などの温灸と言われるものがいいでしょう。

アマゾンで「長生灸」で検索してみてください。

プロが使うモグサとは言いましたが、最近では従来のモグサを小さくして直接火をつけるような本物のお灸をする鍼灸師の方が少なくなっています。

どちらかというと温灸を使っている人の方が多いようです。

 

 

逆子のお灸のツボ

☑️至陰

☑️三陰交

 

至陰

至陰は逆子といえばと言われるツボです。

場所は小指のツメの付け根の外側にあります。

その位置でもいいのですが、その周辺半径5ミリ程度を触ると凹んだところがあるのでそれが見つけられると効果的です。

 

 

三陰交

三陰交は内側のくるぶしから手の指4本分上にあります。

手の指4本分とは手の指の人差し指から小指をくっつけた時の長さです。

内側のくるぶしに手を当てて、手の指4本分上にあります。

スネの骨の際にあるので、スネのキワを指でスーッとなぞっていくと凹んだところがあります。

 

 

実際にやってみましょう

1、準備

先ほど説明した道具を用意します。

灰皿には水を張っておきます。

 

2、ツボ探し

ツボを探します。

探し方は「逆子のお灸のツボ」の項に書いています。

 

3、お灸に火をつける

ライターで火をつけます。

最初はモグサに火がつくくらいしっかり燃やした方が消えにくいです。

モグサに火がついたら軽く振って火を消します。

 

 

4、貼り付ける

裏側がシールになっているので貼り付けます。

特に至陰は剥がれやすいのでしっかり貼り付けます。

2~4を各ツボに行います。

 

5、放置

そのままにしておくとお灸がだんだん温かくなってきます。

温かい感じがなくなるまで置いておきます。

 

 

6、捨てる

台座をつまんでお灸を剥がします。

そのまま灰皿に捨てます。

 

補足

もしお灸が熱くて我慢できなくなったら外してください。

台座の横をつまむとそんなに熱くないです。

そのまま灰皿に捨ててください。

 

至陰は1回で温かさを感じれないことがあります。

その場合は2、3回繰り返してください。

三陰交は1回でかなり熱く感じることがあります。

その場合は途中で外してください。

 

注意点

火事にならないように外したお灸は必ず水につけてください。

火を使わないお灸もあるのでそちらを使うのもオススメです。

可能性は低いですが人によってはヤケドをすることもあります。

赤くなって、薄くかさぶたができる程度なら続けて大丈夫です。

水ぶくれができたり、腫れたりした場合はお灸を中止してください。

 

 

どれくらい良くなるのかデータがあります

一般的に矯正される割合は7.8割だと言われています。

 

医道の日本2018年5月号

32週前の矯正率は85.4%(41例中35例)

32週以降の矯正率は44.1%(59例中26例)

 

医道の日本2019年11月号

32週以前の矯正率は78.3%(277例中217例)

32週以降の矯正率は69.8%(162例中113例)

 

となっており、32週以降は下がります。

 

そのほかにも上記2つの論文の中から面白いデータがあります。

 

逆子と診断されてから治療開始までの期間によっても矯正率が変わります。

3週までだと80%以上

4週以降だと大幅に低下

 

逆子でも胎児の向きによっても矯正率が変わります。

骨盤位→頭が上向きになっている

横位→体が横向きになっている

骨盤位よりも横位の方が矯正率は高くなります。

骨盤位だと矯正率は74.8%

横位だと矯正率は96.29%

 

 

プロが困る情報を提供していきます

いかがでしたか?

結構簡単そうに見えませんでしたか?

実際にやってみても簡単にできます。

今回紹介したやり方はプロの鍼灸師が現場でやっている方法です。

この方法で結構な人がよくなるのではないかと思います。

このようにイノブログでは鍼灸院や整骨院、整体院などに行かなくて済むような有益な情報を提供していきます。

そこまで情報を無料で出したらプロが困るような情報を提供していきたいと思います。

 

もし1週間くらい続けて変化がないようでしたら、鍼灸院に行ってみるのもいいかもしれません。

鍼灸院で治療してもらうと今回紹介した方法と全く同じ治療をされる可能性もありますが、、、。

厳密にいうと僕が治療をする場合にはその人の身体に合わせて1つ2つくらいツボを追加することもあります。

あとお灸の種類がモグサを台座にのせた間接灸ではなく、直接体の上で燃やす直接灸といわれる方法を使います。

直接灸は訓練が必要になってきます。

しかし、最近では直接灸をする鍼灸師もかなり減っているようです。

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